iPhoneなどiOSの話ですが、不正アプリ「iAP Free」や「IAP Cracker」を使って紀伊国屋書店のネット店舗で販売している電子書籍をDLする手口が一時期話題になりましたが、いまだに逮捕者が出ています。
先月も電子計算機使用詐欺の疑いで、19才の少年と40代の男性が逮捕されました。
紀伊國屋書店Kinoppyで行われた不正ダウンロードですが、違法ダウンロードというより詐欺にちかい方法で行われています。
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不正操作は「iAP Free」や「IAP Cracker」などの不正アプリを使って本来アップルの決済サーバーに接続すべき部分をDNSの変更やセキュリティ証明書の偽造などでアップルではないサーバーを経由させて偽の決済通知情報を送信することで、紀伊国屋へアップルで決済を行ったかのような偽の決済通知を送信して、電子書籍を購入するというものです。
一部ブログやネット掲示板などでは「iAP Free」や「IAP Cracker」の使い方を紹介していますが、偽の決済通知を送信して決済を窮鼠することは電子計算機使用詐欺にあたりますので、絶対に行ってはいけません。
不正アプリはAndroidでもダメ絶対!
Androidアプリでも、動画サイトのダウンローダーや、公式ではないマリオなどの人気ゲームのROMなど、GooglePlayにあるアプリでも不正・違法なアプリはたくさん有ります。
これらを使用すると、思わぬところで犯罪になってしまう可能性があります、不正・違法アプリを利用することは絶対にやめましょう。
また、不正・違法アプリは一見すると人気ゲームが無料で遊べたり、アニメが無料でみれるアプリなどとても魅力的に作られていますが、実は電話帳のデータを奪ったり、友達にSMSを一斉送信したりするウィルスアプリの可能性もあるので、絶対にダウンロードはやめましょう。
不正アプリを見つけたら
GooglePlayのアプリ画面下に「不適切なコンテンツとして報告」というメニューがあります。
ここからGoogleに不正・違法なアプリを報告しましょう。