「メルクストーリア」はモンスター恐怖症の少年と記憶を無くした瓶詰めの少女
との旅を描いたファンタジーRPGだ。
設定自体は非常にベタだなと思いつつも始めてみると、登場するキャラクター達
が非常に魅力的で、ストーリーを見ているとほっこり笑顔になってしまった。
まるでサモンナイトシリーズのような暖かいストーリーだ。
主要登場人物の他に戦闘に出撃するユニットやバトルに協力してくれるモンス
ター達もキュートで愛着がわいてしまう。
システムも自体は色々な要素を全て詰め込んだ印象だった。
ユニット編成は属性が戦闘の勝敗を左右するのはもちろんだが、武器の属性、敵
モンスターの外皮属性と属性の種類だけで3種類あったり、
SP(シードピース)と呼ばれるポイントで「ユニット出撃」、「Gutsを上昇」、
「癒力アップ」をさせたりと、専門用語が多く、人にもよるだろうが私はチュー
リアルだけでは、とてもじゃないが理解しきれなかった。
専門用語やシステムは他にも数多くあり、詰め込みすぎだろと思わずにはいられ
ないが、逆にそれがこのゲームを奥の深いものにしている。
特に、ゲーム内のコミュニケーションツールは非常に優秀だなと感じる。
ゲームを進めていけばどんどん色々な要素に気づき、楽しみ方が増えていくの
で、幅広いユーザー層で遊べる一本だ。