株式会社ICT総研は3月17日、北陸新幹線 スマートフォン電波状況実測調査の結果をまとめた。
今回の調査では、3月14日に長野~金沢間が新規開業して注目される「北陸新幹線」でのスマートフォンの電波状況を把握することを目的とした。
北陸新幹線の全13駅39地点(駅ホーム、 改札付近、 駅前広場)を測定地点とし、NTTドコモ、au(KDDI),ソフバンクモバイルの各iPhone6のデータ通信速度(スループット)の実態を調査した。
速度測定アプリ「RBB TODAY スピードテスト」を利用して、1地点あたり下り通信速度、上り通信速度を各3回ずつ測定し、その平均値をその地点の測定値とした。
調査期間は3月14日から15日まで。
調査結果まとめ
- auが下り速度トップで平均35.22Mbpsと強さを見せた。50Mbps以上の地点が2割を占める
- ソフトバンクは下り速度平均30.53Mbpsで次点。上り速度では平均12.72Mbpsでトップ
- NTTドコモは下り、上りともに一歩及ばずも、全測定地点で下り平均10Mbps以上を記録
- 既存駅(高崎~長野)の通信速度が 新規開業駅(飯山~金沢)を上回る結果に