パスワード変更は行いましたか?
2013年5月17日、Yahoo!メールやヤフオクなどのIDを管理するサーバに外部からの不正アクセスがあったとの発表がYahoo! JAPANを運営するヤフー株式会社
からありました。
ヤフー株式会社によると、最大で2200万件のYahoo!JAPAN IDが外部に流出した可能性があるとのことでした。
パスワードや秘密の質問は流出していないとのことですが、4月2日にも不正アクセスがあったばかりでそのときにはパスワードを含むさまざまな情報が流出してしまいました。
また、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が運営する「Tサイト」でも「なりすまし」による不正ログインが4月5日発覚し299IDがTポイントの不正利用をされてしまいました。
さまざまなサービスへの不正アクセス、サービス提供者側の対策はもちろんですが、利用者もしっかりと事前の対策・その後の対応が必要です。
「YahooIDはそんなにつかってないから大丈夫」という話をしている人がいましたが、YahooID以外にもGmailや楽天などほかのサービスは利用してませんか?
不正にアクセスして情報を手に入れた人たちは、今回のYahooやTサイトで手に入れた情報でネットバンクやAmazonなどでもログインでもないか、試そうとします。
パスワードが「yahoo0105」「amazon0105」などのように利用サービスの名前などをパスワードに入れている場合も予想されて別のサービスでも被害をうけてしまうかもしれません。
また、YahooIDなどID連携でほかのサービスにログインできたり便利機能が不正アクセスではかえって影響範囲を広げてしまいます。
便利なサービスが増えて、予想されにくいパスワードを定期的に変更することはかなり面倒なのは事実ですが、利用側もできる限り防御して便利なサービスを利用しましょう。
YahooJapanは自分の利用しているYahooIDが不正アクセスの対象になったかどうか?をチェックするページを用意しています。
ただ、ここでチェックして大丈夫だったからといって安心せずに、パスワードのチェックは定期的に行いましょう。
Yahoo! JAPAN IDの状況確認