ついにこの時がきましたな
スマホの「つながりやすさ」表示方法を総務省や消費者庁の指導の下で統一していくという記事が日経新聞から登場していまっす
「つながる」広告がヒドイ
各社、「ウチはつながる」「ウチはカバー率○○%」「あの時は一番でした。ちょっとした自慢です」みたいな広告を打ちまくっている現状
プラチナバンドや基地局増設したなどなど「つながる」をアピールしまくり
通信キャリアによって計測の方法もバラバラ
そして起きてしまったのが75Mbps対応LTEエリアの実人口カバー率が14%のところを96%と盛ってしまったau iPhone5 LTEエリア問題
行政処分にまで発展しちゃっています
ソフトバンクの「ウチめっちゃつながるよ。他のキャリアより全然いいよ」という広告に対してドコモが調査結果がおかしいという反発もありました
この辺の広告は悪い視点で見ると「つながる」を求めているユーザーに対しての騙しにもとれちゃいます
現状はキャリアの発表している値を信じるしかない
「結局、一番つながるキャリアってどこなの?」と疑問になっているユーザーさんも多いと思います
が、「つながりやすさ」に関しては現状、これが測定法!というのがない状態
各キャリアの独自調査の結果を信じるしかないのであります
もちろん回りの人に聞いたり、ネットで検索したりなどやられているユーザーさんも多いでしょうが、やはり限界がありまっす
[Adsense]
ついに「つながりやすさ」表示統一
そして、やっとこの時がきたようでっす
日経新聞より引用
NTTドコモ、KDDIなど通信各社は来年度をめどに通信速度や接続エリアなど「つながりやすさ」の表示方法を業界で統一する。
現在は各社がそれぞれに都合のよい調査結果をPRしており、消費生活センターなどには実態と違うとの苦情が寄せられていた。
総務省や消費者庁の指導の下で統一基準を設け、利用者の混乱を回避、各社のサービス比較を容易にする。
ついにお国が動きます
総務省や消費者庁という強力な第三者指導となり、新しい測定方法の基準を設ければ各キャリアの現在発表している値は崩れ去ります
そうなると一番「つながる」キャリアがわかることになります
もちろん場所などによって違いは出てくるかもしれないですが、基準に沿ってキャリアを選ぶことができるようになりまっす
「つながりやすさ」新測定法に期待!
ここまで書いてきて何ですが、アンドロック的には「一番つながるキャリア」に興味がある訳ではないでっす
が、最近テレビCMやネットなどの広告を見ていて「ちょっとやりすぎな広告だなー」っていうのは感じていましたし、そういった声もよく聞こえてきていました
この「つながりやすさ」表示方法統一で一目で「どのくらいつながるのか?」がわかるようになればユーザーさんもキャリアを選ぶ一つの基準になっていく&新基準に沿っての設備投資でさらに「つながる」ようになっていくと思いまっす
今後の流れに注目していきたい今日この頃です
LINK:日経新聞